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マイケルの死

世界中に大きな衝撃を与えた、マイケル・ジャクソンの死

昼過ぎにオフィスに着くなり、みんながテレビにかじりついていた。同僚からマイケル・ジャクソンが死亡したと聞いた時は、マイケルにありがちな単なる噂話だと思った。急いでインターネットでUSA TodayやCNNを見てみると、「マイケル・ジャクソン、病院に担ぎ込まれる」といった見出しが目に飛び込む。芸能ゴシップサイトのTMZはいち早くマイケルが死亡したと報道。情報が錯綜していた。

その後、ようやくロサンゼルス・タイムズが関係者に確認を取り、ウェブサイトに死亡記事が掲載された。テレビでは、どのチャンネルもマイケルのニュースを速報で流していた。

その数時間後には、Googleトレンドのトップ100のうち、16がマイケルに関するものとなり、Twitterでは一時、マイケルの死に関するものが投稿の30パーセントを占めたという。

思えばボクのマイケルとの出会いは、東京ディズニーランドの3D映画アトラクション、「キャプテンEO」だった。小学生になるかならないかくらいだったボクは、男か女か分からないマイケルと奇怪なエイリアンとの争いに恐怖を抱いていた。あまりの恐ろしいCG映像に、3D眼鏡をかけては鑑賞できなかったのを覚えている。

大きくなってからは、マイケルの音楽に特に魅かれるということはなかったが、キレのあるダンスやちょっと変わった生活ぶりには興味を持たずにはいられなかった。

キング・オブ・ポップと評され、米国のみならず、世界中の注目を集めたマイケル・ジャクソン。その人気ぶりとエンターテイメント界に与えた影響、あまりの人気から生じた苦悩などはエルビス・プレスリーに重なるところがある。

多様性を内包する米国では、国民が一斉に注目するニュースというのはそうあるわけではない。そのアメリカで、マイケルの死がこれだけ話題になるということは、彼がいかに愛される存在であったかを物語っている。

この記事を書きながら、改めてマイケルの音楽を聴き直しているが、その澄んだ優しい歌声の裏に何ともいえない寂しさを感じてしまう。彼の作品には、マイケル・ジャクソンという人物そのものがにじみでている。まさにアーティストである。
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theme : マイケルジャクソン
genre : ニュース

tag : マイケル・ジャクソン Googleトレンド Twitter

豚インフルエンザ何のその

昨日チャリティゴルフ大会に出場した後、だるい体にむち打って、サンバーナディーノ郡のカウンティフェアに今年も行ってきました。こちらもうちの新聞がスポンサーをしているため、タダ券が手に入りました。

IMG_0081.jpg

家畜の品評会が行われている納屋に入ると、そこには去年と変わらない光景が。小さな子供たちが、狭いおりの中でブタの毛をかったり、寝ている豚のお腹に頭を乗せて一緒に昼寝をしたり。豚インフルエンザ何のそのといった様子です。テレビのニュースで不安を煽られ、マスクをした人であふれ返る日本とは対照的です。

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ブタのおりを掃除していた親子に、豚インフルエンザについてどう思うか聞いてみたところ、「別に」といった反応。一応、獣医さんにも見てもらったけど問題なかったといいます。お母さんは、マスコミの不安を煽るような報道に一言、bullshit(ばかげている)。直訳すると牛のふんですから、彼女たちが使うと説得力があります。

マスコミ(特にテレビ)が正確な情報や事実を伝えず、やたらにドラマチックな報道をし、人々が必要な知識を得ていないことが混乱の原因だといえます。アメリカに住んでいるというだけで、日本の家族や友人から心配の連絡があるというのは嬉しいことではありますが、それでこそ心配性な両親や祖父母に、これ以上負担をかけないでいただきたいものです。

そもそも豚インフルエンザという呼び方が誤解を呼ぶのであって、豚肉を食べるだけでは感染しません。アメリカ政府も養豚業者を守るため、豚インフルエンザという名称自体を使わないよう呼びかけています。

ちなみに、日本で風邪やインフルエンザの予防法としてポピュラーなうがいマスクの着用。これらをアメリカでしている人を見かけたことはありません。両方とも効果に関する科学的根拠が薄く、マスクに関しては逆に周りの人の不安を煽ってしまいます。

theme : アメリカ生活
genre : 海外情報

tag : カウンティフェア 豚インフルエンザ サンバーナディーノ うがい マスク

床を好む日本人

ルームメイト達と三人で、コーヒーテーブルを囲み、テレビを見ていた時のこと。

アメリカ人の二人が、大きな身体をソファにふんぞり返らせている向かい側で、ボクは一人あぐらをかいて、ソファの縁に寄りかかって床に座っていました。

日本人とアメリカ人が集まると、時たま目にする光景です。

家の中では靴を脱ぎ、畳の上で生活することに慣れている日本人は、床に座ることを苦にしません。アメリカの広々とした絨毯の上で、思いきり体を伸ばすのはむしろ快感です。しかし、家の中でも靴を履いて生活し、イスやソファに座ることに慣れているアメリカ人は、たとえそれが絨毯の上であっても、床に座ることを心地よいとは感じないようです。

ボクが床に座るのを見て、ルームメイトは子供っぽいとの印象を持つといいます。アメリカでも、小学生くらいまでは、家や授業で絨毯に座ることも多いからです。

留学時代を振り返ってみると、アメリカ人の学生は、寮の部屋に大量の家具を持ち込んでいました。パーティーでも、みなソファに座ったり、立ったりしたままで楽しみます。日本人が集まって飲み会をすると、円になって床に座り込むのとは対照的です。

こうしたさりげない行動や、心地よいと感じることに、文化の違いが表れるのは、観察していて興味深いものです。

theme : アメリカ合衆国
genre : 海外情報

tag : 文化 座る アメリカ 日本 飲み会 ソファ

親バカ社会?

ロサンゼルスの高速を走っていたら、バンパーにこんなステッカーをつけている車を見かけました。

"My child is an honor student at Daniel Webster Middle School."(私の子供は、ダニエル・ウェブスター中学校の成績優秀生徒です。)

日本では、自分の子供を自慢しながら車を運転する光景など絶対見かけません。

オフィスや記者席で話していても、自分の子供はリトルリーグのエースだとか、成績がオールAでスポーツも万能だから、色々な大学から奨学金の話が来ているなどといったことを平気で話します。

これが日本だったら、

「おたくの息子さん、慶応大学に進学されるんですって。優秀で羨ましいですわ。うちの子なんて受けたところ全部落ちちゃって。勉強は全然だめなんですよ。」
「いえいえ、偶然受かっただけなんで、入ってからが心配ですわ。でもおたくのお子さん、すごいじゃありませんか。3年間野球部のレギュラーで、しかも一流大学を目指して浪人するなんて。」
「お互い子供には苦労させられますわね。」
「ほんと、国立に進学してくれればお金も浮いたのに。」

なんて会話になるはず。

以上の会話をアメリカ流に直すと、次のようになります。

「うちの息子はハイスクール時代、ずっとクウォーターバックとして活躍していて、名門大学からも声がかかっていたんだけど、奨学金がとれなかったから、とりあえず短大に進学するのよ。でも、来年にはUCLAに進む予定なの。」
「私の子供は学級委員長をやって、コーラスで全米大会に出たおかげでスタンフォードに進学するわ。彼は頭もいいけど、すごく努力した。それが認められて嬉しいわ。」
「私たちはいい子供を持って幸せよね。」
「そうね。スタンフォードからも奨学金がもらえるかもしれないようだから、この不景気に助かるわ。」

アメリカでは、自分の子供を卑下することは、愛情が薄いととられかねません。

これは自分のことを話す際にも当てはまります。ボクもアメリカに来た当初は、英語を褒められた時に、心の中では喜びながらも、いや大した事ないんですよ、などと答えていました。でも日本では当たり前の謙虚さが、こっちでは自信がないのだと受け取られてしまいます。今では、褒めてもらった時には、笑顔で"Thank you"と言うようにしています。

以前は、自分の子供を平気で褒める文化に違和感を感じていました。でも、子供の才能や努力を誇らしく思った時に、それをちゃんと口にするのは、むしろ健全なのかもしれません。子供も、親の前向きな言葉や姿勢を力に変えるはずです。

とはいっても、根拠なき称賛やいきすぎた自慢話が、他人に不快感を与えるのは、アメリカでも変わりません。

theme : 海外で育児
genre : 育児

消しゴムのないエンピツ

最近、取材で専らエンピツを使っています。

すると取材相手に、「そのエンピツ、消しゴムがついていませんね」とよく驚かれます。

無印良品で買った、日本ではごく当たり前のエンピツなのですが、アメリカ人にしてみれば、エンピツの先に消しゴムがついていないのが新鮮に映るようです。確かにアメリカでは、エンピツの先っぽに、必ず消しゴムがついています。

この間などは、ある若い男性に、ボクが日本から来たことを話したら、「日本には、消しゴムがついていないエンピツがあるんでしょ」と聞かれました。寿司でも富士山でもなく、エンピツの話題になるとは思ってもいませんでした。

子供の頃から学校で、エンピツについている消しゴムは綺麗に消せないから使うなと指導されてきた日本人からすると、高品質の消しゴムが売っていないアメリカにこそ違和感を感じてしまいます。以前、日本に一時帰国した時は、大量に消しゴムを購入してきました。

一つの道具に、「書く」、「消す」の両機能を求めるアメリカ人の合理性に対して、日本人は綺麗に消すことや、消し心地に重点を置きます。そんな価値観の違いが、文房具の使い方に表れているのではないでしょうか。

theme : アメリカ生活
genre : 海外情報

tag : エンピツ アメリカ 日本 文房具 文化 取材

プロフィール

TomoyaS

Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

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