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感謝祭およびブログ開設1周年

昨日は感謝祭(Thanksgiving Day)でした。

多くのアメリカ人は、毎年11月の第4木曜日に行われるこの祝日を、家族と一緒に過ごします。そして翌日の金曜日は、ブラック・フライデー(Black Friday)と呼ばれ、小売店がクリスマス商戦の口火を切ります。各店舗は、朝の4時から6時に開店して、大セールを行うのです。特に不景気に悩まされる今、どの小売店にとっても、生き残りをかけての大事な1ヶ月になること間違いありません。

金曜日に休暇をとって、4連休を楽しむ人がほとんどの中、アメリカに家族のいないボクは、逆に木曜日から月曜まで5連勤。今日は内勤で、夜中までスポーツ面の表紙をデザインしていました。

ちなみに、アメリカの感謝祭に欠かせないもう一つのイベントが、アメリカン・フットボール。男性は感謝祭料理をたらふく食べ、ビールを片手にNFLを観戦します。普段は日曜日に行われるNFLですが、この日だけは3試合が放送されます。

また感謝祭のパーティーに集まった家族や友達が、庭や公園などでフットボールを楽しむ光景もよく見かけます。こうしたイベントや愛国心をうまく利用して、文化の一部になったからこそ、フットボールがベースボール以上の国民的スポーツになりえたのです。

一面全てフットボールの記事と、うちの新聞は見事それを反映することとなりましたが、オフィスにこもって仕事をしていると、そうしたイベントは遠い世界のことのよう。少しでも祝日気分を味わおうと、休憩時間に職場の近くにあるレストランで、感謝祭ディナーを食べてきました。

081128ThanksgivingDinner.jpg

感謝祭が過ぎると、アメリカはもうクリスマスの様相を帯びてきます。そうした意味で、感謝祭は一年の終わりの始まりを示す、区切りの日だと言えるでしょう。
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theme : アメリカ生活
genre : 海外情報

tag : 感謝祭 サンクスギビング ブラック・フライデー NFL フットボール アメフト

半年前の半分以下ってどういうこと

六月にガソリン価格の上昇について書いたのが嘘かのように、1ガロン2ドルを切りました。

0811GasPrice2.jpg

夏には一時4ドル50セントまで上がったのが、今日ガソリンスタンドに行くと1ドル84セント。愛車を満タンにしても16ドル(約1600円)でした。全米平均価格はおよそ4年ぶりの最安値です。バブルの崩壊とはまさにこのこと。

ガソリン価格の上昇で恐怖にまで陥っていたアメリカ人。小型の日本車に乗り換えたり、石油に代わる燃料の開発がようやく叫ばれるようになりました。でもそんな矢先に起こった価格の急下落。辛い時の苦しみなどすっかり忘れて、また大きなアメ車を転がし始めるのではないかと心配です。

theme : 環境・資源・エネルギー
genre : 政治・経済

tag : ガソリン 価格 アメリカ バブル

007 慰めの報酬

007の新作、Quantum of Solace(邦題「007 慰めの報酬」)を見てきました。



ボクは007シリーズのファンで、ほとんどの作品を数回見ています。留学中に、テレビでジェームズ・ボンドマラソンなるものが放映されていた際には、三日間パジャマを着たまま、寝る間も惜しんで見続けていたほどです。

今作はシリーズ初の続編。「カジノ・ロワイヤル」と同じく、ダニエル・クレッグ演じる冷徹なジェームズ・ボンドが、過激な肉体派アクションシーンを繰り広げます。一部のアクションシーンでは、カメラの動きがあまりに激しく、映画館で酔ってしまいました。

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クレッグ主演の新シリーズになってからは、映画全体がシリアスになり、話の筋もより現実味を帯びています。おかげで、これまでボンド作品を敬遠したきた人々が、「ボーン」シリーズを見るような感覚で映画館に足を運ぶようになりました(新ボンドの肉体美に魅かれている女性も多いはず)。これは新バットマンと同じ流れです。

日本を舞台にした「007は二度死ぬ」で、ショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドが、日本人に変装したり(全く変装になっていないところが笑える)、日本のスパイである忍者と共に戦ったりしていたのがもう40年も前のこと。

ハイテク装備のボンドカーや、Qの開発した秘密兵器の出てこないボンドを見ていると、名作家ロアルド・ダールが脚本を手がけた、あの荒唐無稽なストーリーが無性に懐かしく感じます。

007は二度死ぬ (デジタルリマスター・バージョン)007は二度死ぬ (デジタルリマスター・バージョン)
(2007/08/25)
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theme : 映画感想
genre : 映画

tag : ジェームズ・ボンド 慰めの報酬 quantum of solace 007 ダニエル・クレッグ

牛のしっぽにしゃぶりつく

ボクは平凡な毎日に少しでも冒険を盛り込むために、あることを心がけています。

レストランに行って聞いたことのない食べ物があれば、それが何かを聞かずに注文することです。答えは自分の舌で確かめ、食べ終わってからの楽しみにとっておきます。

といわけで先日、ロサンゼルスにあるソウルフードのお店で、初めてoxtail(牛のしっぽ)を食べました。よく煮込まれているのか、元々なのか、口の中でとろけるくらい柔らかく、思い出すとよだれがでてきます。

SoulFood.jpg

ソウルフードとは、南部のアフリカ系アメリカ人が、奴隷として生き延びる中で生み出した伝統料理。貧しい生活を強いられながらも、手に入る食材を使ってバラエティあふれるメニューを考案しました。アメリカの食文化は、決してハンバーガーやピザだけではないのです。

theme : これは美味い!!
genre : グルメ

tag : ソウルフード アメリカ

山頂にある高校

ハイデザートから一時間ほどのところにある、アローヘッド湖に取材に行ってきました。Rim of the World(世界の縁)高校という名前の通りでした。

theme : 日々のつれづれ
genre : 日記

tag : アローヘッド湖 Rim of the World

大統領にできること

ロサンゼルスを横切る10号線を降り、街中にあるガソリンスタンドに立ち寄りました。

狭い店内に入ると黒人とラテン系の人々であふれ、和気あいあいと会話を楽しんでいました。そして片目の不自由な黒人男性が、何やらポスターらしきものを抱えています。

ボクがコーヒーを買うため列に並んでいると、彼が、「ボクが描いたんだ。一枚5ドルだけどどうだい」と尋ねてきました。

ポスターを見てみると、そこには数日前に大統領選挙に勝利したバラック・オバマ氏が描かれています。スピーチをしている姿や優しい笑顔など、なかなか上手なものです。どことなくキリスト教絵画に描かれる、イエス・キリストとタッチが似ているようにも見えました。

ボクは、「上手ですね、でも結構です」と断り、「オバマさんが大統領になれば世の中が変わりますかね」と逆に問いかけてみました。すると彼は、大きな笑顔を浮かべて、「もちろんさ」と。

ボクの後ろに並んで会話を聞いていた黒人女性は、「彼ならきっと変えてくれる」と言い、その絵を購入して帰っていきました。

アメリカの大統領は、日本の首相と違って、国民の直接投票(厳密には選挙人を介しますが)によって選ばれます。だからこそアメリカ人の間では、大統領というのは国民の誇るべき代表であり、リーダーなのだという意識が芽生えるのです。

でも大統領の権限がいかに強いとはいえ、一人の力で政治や経済を全て変えるというのは無理な話です。むしろ国民一人一人の行動や価値観こそが、国を動かす最大の原動力なのは、どの民主主義国家も変わりません。

大統領が持つ最大の力というのは、国民に希望や自信といった精神的活力を与えることです。1980年代に、レーガン大統領が「強いアメリカ」復活を訴え、国民の支持を得たように、今回の選挙戦では、オバマ氏が唱えた変革(change)と希望(hope)のメッセージが国民の心に深く響きました。

自分たちは常に人種という壁に苦しまされてきた。そう感じるアフリカ系アメリカ人たちが、オバマ氏の勝利演説を聞いてどれだけ励まされたことか。自分たちと肌の色が同じ人間が、ワシントンやリンカーンと同じ場所に立っている。その誇らしさが、彼らの目から流れ落ちる涙だったのではないでしょうか。



友人のアメリカ人が、オバマ氏が大統領に選ばれたことについて、「これでようやく他国に誇れる大統領になる」ともらしていました。普段は共和党支持者の彼が言うのですから、多くのアメリカ人が、彼と同じように感じているのは間違いありません。

theme : アメリカ合衆国
genre : 政治・経済

tag : オバマ アメリカ 大統領 黒人 人種

大統領選挙:最後の一日

ついに大統領選挙の投票日がやってきました。

金融危機や長引くイラク戦争などでブッシュ政権への不満が高まり、変化を求める国民たちの間で、選挙戦は史上まれな盛り上がりを見せています。YouTubeやMySpace、facebookといった参加型のインターネットサービスを通じて、これまでとは選挙のあり方が変わってきたようにすら感じます。



圧倒的なカリスマ性を持つオバマ氏の前に、マケイン氏は苦戦を強いられ、ほとんどの世論調査ではオバマ氏有利との結果。しかし、2004年にブッシュ大統領が保守票を集めて勝ったように、最近では保守勢力が選挙に大きな影響を与えています。

共和党副大統領候補のセラ・ペイリン氏は、メディアやインテリからは嘲笑されていますが、知識人を嫌う保守的白人層から絶大な支持を得る可能性があります。



次期大統領が誰になるかということはもちろん、現在のアメリカを把握する意味で、今日の選挙結果は見ごたえがあります。

ちなみに、アメリカの選挙は登録制になっていて、日本のように20歳になれば自動的に投票の通知が送られてくるということはありません。自ら選挙に関わる意思を見せなければならないのです。

これまで黒人やヒスパニックといったマイノリティは、有権者登録率が低かったため、彼らの票を集めようと特にオバマ陣営は必死になっています。

また大統領選挙と同時に、地方選挙も行われ、カリフォルニアでは州議会の提案を住民によるレファレンダム(住民投票)にかけます。その中で全米の注目を集めているのが、Proposition 8と呼ばれる提案。

今年6月にカリフォルニアの最高裁判所が、同性婚を禁止するのは違憲だと判決を下し、州内での同性婚が事実上認められるようになりました。それに反発した人々が、州の憲法を改正して、「結婚を男女の間に限る」と付け加えようとしているのです。

賛成派と反対派は、それぞれ大統領候補たちに負けないくらい積極的な活動を行い、テレビでCMを流しています。





自らの一票で、大統領が決まり、法律までが変わる。アメリカ人にとっては、まさに政治に参加していると実感できる一日です。

theme : アメリカ大統領選挙戦
genre : 政治・経済

tag : アメリカ 大統領選挙 カリフォルニア 同性婚 ペイリン オバマ マケイン

競争で成り立つ社会

テネシー大学フットボール部のフィリップ・フルマー監督が、今シーズンをもって辞任することを発表しました。



過去17年で150勝51敗。全米優勝1回、カンファレンス優勝2回。勝率.746は、10年以上続けている現役監督の中で堂々の3位です。有望な高校選手をリクルートする術に優れ、ペイトン・マニングを始めとする名選手を次々とプロに送り込んできました。

しかし、ここ数年は低迷が続き、今シーズンは期待されながらもここまで3勝6敗。ファンやメディアの間で不満がピークに達し、責任をとらされる形となりました。テネシー州に生まれ、これまでテネシー一筋だった58歳のフルマー氏は、記者会見で言葉を詰まらせていました。

どんなに勝率が高くとも、1998年以来、全米はおろかカンファレンス優勝からも遠ざかっていたことにファンは満足できず、インターネットやテレビ、ラジオ番組に批判コメントやひどい中傷が寄せられていました。日本の学生スポーツでは到底考えられないことでしょう。

でも、ファンのこの熱狂ぶりと厳しい目によって、アメリカの大学やプロスポーツは成り立っているのです。

フルマー氏の年俸は約2億5000万円。ソフトバンクの王監督が2億2500万円といえば、その額の大きさが分かると思います。

一大学の監督がこれだけの給料をもらえるのですから、もちろん競争は熾烈です。ファンやメディアは大金を手にする監督を厳しい目で見るのは、当然だと考えています。だからいったん負けがこんでくれば、これまでどんなに優れた成績を残していようと容赦なくクビになります。

過去の栄光にあぐらをかいていては、虎視眈々とチャンスを狙う若い人材にその座を奪われてしまいます。新しい戦術を学び、人事を充実させ、更にはメディアやスポンサーへの気配りを欠かさないなど、365日フットボールのことを考えていなければならないのです。

批判を受けるのは何も監督だけではありません。各大学の体育会を取り仕切るアスレチック・ディレクターも、優れた監督を任命できなければクビになってしまう。昨シーズン後に、フルマー氏と新たに7年契約を結んでしまったテネシー大学は、契約解除のために6億円を彼に支払わなければなりません。責任者のディレクターは窮地に立たされていて、次期監督の出来によって身の振り方が決まるでしょう。

経済活動では徹底した資本主義を貫くアメリカ。シビアな競争を勝ち抜いた者にはびっくりするくらいの報償を与えて、人々のやる気を高めます。この考えがスポーツにも反映されていて、日々競争にさらされる指導者達がいるからアメリカのスポーツは強いのです。

theme : アメリカンフットボール
genre : スポーツ

tag : アメリカ スポーツ フィリップ・フルマー テネシー大学 フットボール アメフト

プロフィール

TomoyaS

Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

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