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ファーブ、ジェッツへ移籍

将来殿堂入り確実と言われるNFLのクウォーターバック、ブレット・ファーブがニューヨーク・ジェッツへ移籍しました。

ファーブはウィスコンシン州のグリーンベイ・パッカーズで1992年から2008年にかけて、毎試合スタメン出場し続けたまさに鉄人。スーパーボウル優勝、MVP3年連続受賞といった記録に残る活躍に加え、父親の死や妻の癌といった試練を乗り越えて試合に出続ける姿勢がファンの心をとらえ、アメリカ人に最も愛されるアスリートの1人になりました。

アメリカ人が理想とする、タフで家族思いな男性イメージにあてはまる存在だとも言えます。

38歳を迎えた昨シーズンは、チームをスーパーボウル一歩手前まで導きますが、延長で惜しくも負けてしまいます。以前から引退を取りざたされていたファーブは、ついに今年の3月引退を宣言。

「まだプレーできることは分かっている。でももうそういう気持ちにはなれないと思う」と会見では涙を流す場面も。

それからわずか4ヶ月。ファーブはチームに現役復帰の意思を伝えます。しかし、パッカーズは既に高齢のファーブではなく、若手のアーロン・ロジャーズをスタメン起用するチーム構想を練っていました。

あくまで試合出場を臨むファーブは、他チームへの移籍を申し立てましたが、パッカーズは地元の英雄がライバルのミネソタ・バイキングズに加わるのを恐れ、彼の主張を認めようとはしませんでした。ファーブが現役復帰を諦める代わりに、チームが10年間で2500万ドル(約25億円)のマーケティング料を彼に払うオファーをしたとも言います。

ファーブとパッカーズの関係は険悪になり、ついにはNFLのロジャー・グッデルコミッショナーがファーブの申請を受けて復帰を了承する事態に。ファーブはパッカーズのシーズン開幕前キャンプに4日から参加しましたが、彼をスタメンとして使うつもりのないチーム側は、ついに今日ドラフト指名権と引き換えに、別カンファレンスに所属するジェッツにトレードに出したのです。

この2週間くらい、常に新聞の1面をにぎわせてきたこの騒動もついに終わりを迎え、少々うんざり気味だったボクも、ようやくオリンピックに人々の関心が向くのではないかとホッとしています。

ファーブにしろ、メジャーリーグのロジャー・クレメンスやバリー・ボンズにしろ、スター選手にとって引退というのは必ずしも簡単な選択ではありません。大舞台でメディアや大観衆に注目され続けてきた選手にとって、突然そこから消えるというのは辛い決断です。一度そこから離れてみて、スポットライトやギリギリの勝負(そして時には多額の給料)というものが恋しくなるのかもしれません。
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theme : NFL
genre : スポーツ

tag : NFL フットボール ファーブ グリーンベイ パッカーズ ニューヨーク ジェッツ 移籍

comment

Secre

なるほど。
日本ではあまり細かいところまで伝わりませんから、どんな様子なのかよくわかりませんでした。引退撤回というのは、やはりそうあることではないわけですね。
ファーブとパッカーズのエゴのぶつかり合い、という感じがします。すでにチームの次の構想が固まってから復帰宣言というのも勝手だし、パッカーズのほうは、ファーブは高齢とはいえ、まだまだ戦力になる選手だから、様々な手で脅威を減らしたいのでしょうね。
日本ではファーブの好感度、下がり気味です。

今回のファーブはちょっとわがままですよね。ジェッツで活躍してどれだけ人気を回復できるか。今年のちょっとした見どころだと思います。

プロフィール

TomoyaS

Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

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