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仮面ライダーで見る世相

ボクはこう見えても、子供の頃はヒーローオタクでした。

お気に入りは仮面ライダーとウルトラマン。暇さえあればテレビやビデオで見ていました。今でもほとんどのテーマソングを覚えています。更には、変身グッズを購入して、一人で変身ポーズや格闘ごっこをしていたのだから、思い返すと恥ずかしい。まあ、あれも演技力の糧になったと考えれば、無駄ではなかったのかもしれません。

さすがに平成になってからは、仮面ライダーやウルトラマンも見なくなってしまったものの、今はやりのレトロブームではありませんが、当時の作品が恋しくなることがあります。技術の進歩はすごいもので、今ではアメリカにいても、YouTubeでオープニングの映像くらいは見られます。

先日は、ボクが特に好きだった仮面ライダーブラック(実はもっと好きなのがRX)にのめり込んで、一気に20話くらい見てしまいましたが、あまりの話の単純さに突っ込みをいれずにはいられませんでした。それでも大人になったボクを魅了するのだから、そこには何か普遍的な魅力があるに違いありせん。

ところで、最近の仮面ライダーを見ていると、ボクが昔見ていた作品とは全く別物であることに驚かされます。ボクが見ていた仮面ライダーというのは、善玉の改造人間仮面ライダーがほぼ一人だけで、世界を支配しようとする悪の組織がなぜか必ず一匹ずつ送り込む敵と戦って、最後にはライダーパンチかキックで倒していくという、一文にまとめられるくらい単純明快なストーリー。

それに比べて平成仮面ライダーは、昼ドラとSFを混ぜたような作品。どこか暗い雰囲気を持ったやさ男のイケメン主人公が、嫌がりながらも、気の強くて可愛い女の子に尻をたたかれることで、仕方なく敵と戦っていく。敵も一筋縄ではなく、時には敵が味方となり、味方が敵となる。ストーリーにちりばめられた科学や心理的な要素は、とても子供のものとは思えないくらい複雑です。

こうした仮面ライダーの変化は、見事に時代の移り変わりを表しています。昭和の仮面ライダーは、戦後の日本で子供たちにエネルギー、そして道徳心を与えようと、昔ながらの勧善懲悪が貫かれている。冷戦時代に、資本主義が正義で、共産主義が悪と見なす図式に似ています。

それに対し、平成の仮面ライダーは、善と悪の境界線が曖昧です。世界中で紛争が巻き起こる中、どっちが正しく、どっちが間違っているかなんて一概には言えない。成長の一途だった日本の昭和ですが、平成になると経済の停滞や不正などの問題が表面化しました。そうした世の中で育ってきた現代の子供たちにとって、勧善懲悪なんて子供だましに過ぎないのかもしれません。

ボクのヒーローであった昭和ライダーたちは、後輩である平成ライダーたちをどんな目で見守っているのか、気になるところです。

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theme : 昭和文化
genre : サブカル

tag : 仮面ライダー ウルトラマン ヒーロー 平成 昭和 イケメン 勧善懲悪

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TomoyaS

Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

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