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数字に支配されるアメリカン・スポーツ

フットボール、野球、バスケットボールに代表されるアメリカン・スポーツ。

その大きな特徴が、あらゆるプレーが数値化されるということ。

野球が良い例で、打率、出塁率、長打率、防御率、三振、四死球、三塁打など挙げ出したらきりがありません。今やメジャーリーグのスカウトも使っているというbaseball-reference.comには、アメリカのプロ野球に関するあらゆる記録が載っています。

また、セイバーメトリックスという、選手の記録だけを見て人事戦略を立てることのできるシステムすら存在します。

得点、シュート数、コーナーやペナルティーキック、ファウルくらいしか記録の残らないサッカーとは大違いです。

フットボールは、一つ一つのプレーで何ヤード進んだということを詳細に記録。バスケットボールにしても、得点、リバウンド、アシスト、ブロック、フリースロー成功率など、できる限りのプレーを数字として残そうとします。

ファンはその記録を見て選手の能力を比べたり、偉業をたたえたりするだけでなく、実際の選手で架空のチームを作り、現実の成績をもとに勝敗を競い合うファンタジー・スポーツを楽しむことができるのです。

大学やプロスポーツの記者席に行くと、広報担当から試合前、試合中、試合後に次々と資料が手渡されます。これらのスポーツは、いざとなったら資料だけを見て記事を書くことすら可能です。

でもあまりに記録にとらわれすぎるがゆえ、ファンや記者も自分の目で見たことより数字を信頼し、プレーそのものの美しさをないがしろにする危険性があります。

先日スポーツニュースの司会者が、メジャーリーグの試合後に、「名字がUで始まる選手で、初めてプレイオフで1試合に2本のホームランを打った」と紹介していましたが、果たしてどれほど意味のある記録なんでしょうか。

何事もほどほどにしなくてはいけません。
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theme : MLB
genre : スポーツ

tag : セイバーメトリックス メジャーリーグ アメリカン・スポーツ 野球 ファンタジー・スポーツ

comment

Secre

No title

確かにそうですね。
アメフトの試合を見始めてから一年ぐらいですが、QBの比較などに実に細かく数字のデータが出てくるので驚きます。そのうちのいくつかは意味がわからなかったり。
でもTDまでボールひとつ分の距離をディフェンス陣が守り抜く、そんなシーンの感動は数字には現れませんものね。

No title

>エルルさん
数字は参考資料としては面白いですが、テレビの解説なんかでは、スポーツそのものの魅力を伝えるような話が聞きたいです。
アメフトは両チーム合わせて200人分のドラマがありますので、はまるとやみつきになりますよね。
プロフィール

TomoyaS

Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

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