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トリビューン社、倒産の危機に

新聞発行部数全米第4位のロサンゼルス・タイムズと、8位のシカゴ・トリビューンを所有する、トリビューン社が倒産の危機にあるとの報道

23のテレビ局と12の新聞社を傘下に持つ巨大メディアグループですが、大量の負債を抱えているため、新聞社での大幅人員カットを強いられました。保有するシカゴ・カブスと本拠地リグリー・フィールド、地元のスポーツケーブル局も売りに出しているのですが、金融不況と相まって買い手が見つからないようです。

新聞業界の不振で、中規模のメトロ紙が窮地に追い込まれる中、ニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルのようにブランド力のある大手紙と、うちのように限定された地域に特化した小規模紙は何とか生き延びるのではないかと思われていただけに、ショッキングなニュースです。

よく勘違いされるのですが、人々が新聞を読まなくなったから、新聞社が危なくなっているのでありません。確かに発行部数は落ち込む傾向にあります。若い人はインターネットで情報を得る時代です。しかし、もともと新聞を読んでいた人々 ― 高年齢者やビジネスマン ― の間では、未だ新聞は根強い支持を受けています。うちの新聞も、幸いなことに購読者数は減っていません。

問題なのは、広告収入の激減です。日本の新聞社は、販売収入と広告収入の割合が6対4ですが、アメリカではその割合が逆の広告8、販売2になります。特に求人や不動産、個人間売買についての数行程度の簡素な広告を分類して載せているclassified ads(クラシファイド広告)は大きな収入源。

しかし、Craig's ListやGoogle、eBayといったインターネットサービスにその役割を取って代わられ、新聞の広告媒体としての価値は急激に下がってきています。不況にあえぐ企業が、これからもっと財布のヒモを締めていくことを考えると、希望の光は見えてきそうにありません。
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theme : アメリカ合衆国
genre : 政治・経済

tag : 新聞 広告 トリビューン ロサンゼルス・タイムズ シカゴ・トリビューン インターネット シカゴ・カブス リグリーフィールド

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Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

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