スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アメリカン・サッカーと移民

今カリフォルニア州は、高校サッカーのプレイオフ真っ盛りです。アメリカには日本の全国大会のようなものがないため、ほとんどの高校にとっては、地区大会が最終地点になります。

うちの新聞社の取材地域からは4チームがまだ勝ち残っているので、サッカー担当記者として奔走する毎日です。昨日もカリフォルニア南部地区男子準決勝を見に、一時間ほど運転してロサンゼルスまで行ってきました。

サッカー不毛の地と言われるアメリカにおいて、カリフォルニアはサッカーの中心地。メキシコや南米からの移民が人口の40パーセントを占めることを考えれば、不思議ではありません。もちろんアメフトやバスケットボールの人気には到底及びませんが、それでも他の地域に比べればサッカー熱は高い。

取材をしてびっくりするのが、その思った以上のレベルの高さ。体格や運動能力に恵まれた生徒はアメフトやバスケットボールにとられているのでしょうが、それでもチームとして組織だったプレイをこなし、個人技に秀でた選手も数多くいます。日本の高校と比べても遜色ないレベルだと思います。

登録選手の名前を見ると、やはりそのほとんどがラテン系。ゴンザレスやマルチネスのオンパレードです。選手にインタビューをすると、英語が不自由ということで、英語とスペイン語を両方話せるチームメイトが通訳をすることもあります。

彼らはサッカーに情熱を燃やす両親と、世界で活躍するラテン選手達を見て育ちます。彼らにとっては、サッカーがナンバーワンスポーツなのです。

こうした状況が続くことで、ワールドカップ2度優勝の女子はもちろんのこと、男子サッカーのレベルも、どんどん高まっていくはずです。アメリカで主流スポーツとは言えないサッカーが着実に向上する背景には、サッカー王国から押し寄せる移民たちの存在があります。

ただ正直なことを言うと、アメリカでサッカーが主流スポーツになる日はこないのではないかと思います。人口は増えても、人々の意識の中でマイノリティという位置づけから抜け出せずにいるヒスパニックの文化は、決してマジョリティにはなりえないからです。
スポンサーサイト

theme : サッカー
genre : スポーツ

tag : サッカー アメリカ 高校サッカー ラテン ヒスパニック カリフォルニア 不毛の地

comment

Secre

なるほど。確かに私の勤めていた高校でも、思いっきりサッカーはマイナーでしたね。
試合に応援に行くと、「物好きだな・・・。」と思われ、試合に勝ってあまりにも大喜びしているから、「あぁ、今シーズン、初勝利だったのね!」と思っていたら、次の日の学校ニュースでびっくり!
我が校サッカー部創設以来の初勝利!歴史的瞬間!!
・・・それに立ち会えた私ってものすごくラッキー!?!?!?

まさに歴史的瞬間に立ち会ったようですね笑
サッカーは東海岸では特にマイナースポーツ扱いされます。つい20年くらい前までサッカーというスポーツすら知らなかった人もいるくらいですから。。。

日本では数日前からロス事件がニュースを独占してるよ。
どれだけマイノリティでも、アメリカ代表はレベル高いよね。

>薫
ロス事件こっちでは話題にならないから、言われて初めて知ったよ。
以前アメリカサッカー協会の会長さんと話をしたんだけど、少ない人的資源をうまく育てるシステムができてる。これからもっと強くなると思う。
プロフィール

TomoyaS

Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

最近の記事
RSSフィード
ブログ内検索
ブログランキング!
ランキングに登録しています。下のバナーをワンクリックお願いします!

FC2ブログランキング

カテゴリー
月別アーカイブ
最近のコメント
最近のトラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。