スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日米筆記文化比較

文字を書くという、小学生の頃からずっと続けている作業。体に染みつき、大人になった今でも当たり前にこなしてることですが、そこにはアメリカ日本で思わぬ違いがあります。

ボクが大学生で初めて留学した時のこと。授業を受けていて、ふと周りを見渡してみると、ノートをとる生徒達が、みんなペンを使っていました。小学校の時から、鉛筆やシャーペン、そして消しゴムを使ってノートを取ることに慣れているボクにとっては、ちょっとした驚きでした。

その時は、「ペンなんかで書いてたら、間違った時に消せないじゃん」なんてことを考えました。ノートはきれいにとるべきという考えが染みついていたからです。小学校や中学校では、先生にノートを提出して、その丁寧さで成績がつくということも。それに比べてアメリカ人は、男女問わず、とてもきれいとは言えない字で、ひたすらノートに書きなぐります。

しかし、よく考えてみると、アメリカ式は非常に合理的です。大学やビジネスの場になれば、先生や話し手がきれいに板書してくれるなどということはありません。相手の話すことを、ポイントを抑えて素早くメモしていかなくてはならない。そんな時に、丁寧な字で書いて、間違ったら消しゴムで消すなどという作業をしていては、とてもついていけません。

アメリカにはあまり質の高い消しゴムが売っていない。というよりも、消しゴムは鉛筆の先についているものを使う人がほとんどで、消しゴム単体となると、美術用のものになってしまいます。これにも最初はとまどい、日本に帰国した際に、消しゴムを大量に購入していました。

ただ最近になって、鉛筆についている消しゴムを使うことで、ちょっとした時間の節約になることに気付きました。いちいち鉛筆と消しゴムを持ち替えていては確かに面倒です。きれいに消すことよりも、スピードを重視するアメリカ人の考えが見えてきます。

日本では物事を丁寧にきっちりとこなすことが、効率的だとされますが、アメリカでは見た目だけの美しさを排除することが効率性です。些細な筆記文化を眺めることで、日米の「効率」というものの考えが見えてきます。
スポンサーサイト

theme : アメリカ合衆国
genre : 海外情報

tag : アメリカ 日本 日米 文化 筆記 鉛筆 ペン 効率

comment

Secre

プロフィール

TomoyaS

Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

最近の記事
RSSフィード
ブログ内検索
ブログランキング!
ランキングに登録しています。下のバナーをワンクリックお願いします!

FC2ブログランキング

カテゴリー
月別アーカイブ
最近のコメント
最近のトラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。