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日米筆記文化比較その2 ノート

前回、日米の筆記文化について書きましたが、まだまだ違いはあります。

例えばノートアメリカには日本でいう大学ノートが存在しません。あの小学生の頃から使い慣れていて、紙の質が高いノートが売っていないのです。

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その代わりに、アメリカ人は、分厚くてかさばる割に、紙の質が低いリング式のノートを使います。紙が薄いため、筆圧の高いボクが書くと裏うつりしてしまいます。また、一枚一枚が切り取り式になっていて、力を入れると取れてしまう。

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日本ノートを基準にして考えていたボクは、最初は単に、アメリカ人の作るものは質が悪いと決めつけていました。でも、そうしたノートを使う背景には、アメリカ人の効率性に対する考えが隠されているのです。

まず、アメリカ式のノートは立っている時に書きやすい。リング式になっているため、簡単に折り返すことができます。それと表紙と裏表紙が厚いので、立った状態でも力を入れて書くことができます。ソファーに寝ころびながら勉強するアメリカ人には、ぴったりなのかもしれません。

更にミシン目がついているということは、ノートそのものの保存には適しませんが、情報を切り取ってファイリング(ファイルに分けて整理)しやすいということでもあります。

大学ノートはしっかりととじられているため、最初から最後まで順序よく丁寧に記入していくことが前提です。そうしなくては、後になって記入した情報が見つけにくくなってしまいます。

それに対して、切り取り式になっていれば、ちょっと思いついたことを記入して、そのページだけを切り取ることもできます。アメリカのノートには、各ページに三つ穴がついていて、切り取った後に、バインダーにとじやすいように工夫されています。

ボクがアメリカの小学校に通っていた時、初めてルースリーフに出会いました。それまで日本の小学校で、科目毎にノートを用意することに慣れていたので、ばらばらの紙に記入していって、それをフォルダーやバインダーに整理していくやり方に、戸惑いを感じたのを覚えています。ファイリングに慣れていなかったボクは、よく授業でとったメモや、ノートから切り取って提出した課題をなくしたものです。

アメリカ人は、小さいころからルースリーフを使うことで、自然と情報をフォルダーに分けて整理することを身に付けていく。今では当たり前となっている、パソコン内の情報をフォルダーに分けて管理するという発想を、アメリカ人が考案したことにもうなずけます。

IMG_2682.jpg



情報をきれいに記入していくよりも、整理することを重視するアメリカ人の合理性を見て取ることができます。
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theme : アメリカ合衆国
genre : 海外情報

tag : ノート ファイリング フォルダ 文化 アメリカ 日本 ルーズリーフ バインダー

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TomoyaS

Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

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