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政治家はブランド品

長かったアメリカ大統領予備選挙もついに幕を閉じます。バラック・オバマ氏が僅差でヒラリー・クリントン氏をやぶり、民主党の大統領候補の座を手にしました。

下馬評ではクリントン氏有利との報道がされていましたが、それを見事に覆しての勝利。オバマ氏がカリスマ性と心を揺さぶるスピーチで有権者にこの人にかけてみたい、と思わせることができた結果だといえます。

カリスマ性とスピーチ力。リンカーン、ルーズベルト、ケネディー、レーガンといった、国民に人気の高い大統領に共通していた点です。結局政治家にとって大切なのは、細かい政策立案能力よりも、市民や官僚、立法家たちに、自分の考えに共感し、行動するよう説得する能力ではないでしょうか。

有権者の中で、政策だけをもとに支持候補を決める人はほとんどいません。自分の理想と完全に一致する候補者などいないであろうし、今回の大統領候補達はみんな似たり寄ったりのことを言っている上、重要な課題については言葉をにごし曖昧な回答にとどめています。そもそも選挙活動中の公約など、あってないようなものです。

また、たとえ政策で選んでいると思っていても、それはテレビや新聞、インターネットから伝わる、間接的な情報に基づいてる場合がほとんどです。

「マケインは元軍人だから、戦争推進主義者だ」とか「オバマはイスラムの血が流れているから、イランに対しては友好的態度をとるだろう」など、結局は各候補に対するイメージから人物像を作り上げているにすぎません。

そこで圧倒的な影響力を持つのがメディアです。有権者の中で、実際に大統領候補に会って話した事がある人は何人いるでしょうか。ただ握手や挨拶をしただけでは、その人に対する正しい認識を持つことは不可能です。

結局今の選挙はメディアから伝わる情報をもとに動いていると言っても過言ではありません。だから政治家にテレビ映りやスピーチ力といったカリスマ性は欠かせないのです。いかに自分をブランドとして確立できるか、これが勝利のカギだといえます。

クリントン氏が負けてしまったのも、彼女の政策うんぬんよりも、メディアから伝わる彼女のイメージが原因だったように思います。強い女性、フェミニスト、ヒステリーな女という、アメリカ人全般が嫌うイメージが定着してしまった結果です。

ボクの知り合いにも、絶対クリントン氏には投票しないというアメリカ人がたくさんいます。彼らにどうしてかと尋ねると、こぞって彼女の人格を否定しようとします。

でも、彼らのうち何人がヒラリーさんの人間性を判断できるほど、彼女と親しい間柄なのか。これには触れないようにしています。
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theme : アメリカ合衆国
genre : 政治・経済

tag : アメリカ 大統領選挙 民主党 クリントン ヒラリー オバマ イメージ ブランド 政治

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Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

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