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謝り方の違い

YouTubeで亀田大毅君のタイトルマッチでの反則行為と、それに関する謝罪会見の様子を見ました。亀田兄弟が日本で話題になり始めたころにはもうアメリカに来ていたので、彼らのことは、派手なパフォーマンスで注目集めていることくらいしか知りません。

動画を見た上では、18歳の大毅君が、チャンピオンの内藤さんに思うように試合を運ばれ、どうしていいか分からずやってしまった行為のように思われます。でも気になったのは処分が決定した後に開かれた謝罪会見。

自らの意思で丸刈りにしたという大毅君は、お父さんの史郎さん、協栄ジム金平会長とともに取材陣の前に登場。しかし、終始うつむいたままで一回も顔を上げることなく、質問にも答えずほんの数分で会見場を後にしました。その後、会長や史郎さんが記者の質問に答えていましたが、上司である会長がとにかく謝り続け、史郎さんは時折一言、二言を発するだけでした。

この様子を見ていて、日米の謝罪に関する文化の違いを感じました。日本人は謝罪の気持ちを表すために、頭を下げひたすら謝り続けます。謝罪相手の目を見つめることは失礼にあたりますし、あまり多くを語ろうとすると、言い訳がましいととらえられてしまいます。また、大毅君のように、反省を表すために頭を丸刈りにするというのはよく聞く話です。

それに対してアメリカでは、記者会見を開く時にはしっかりと声明文を用意し、自らの過ちについて説明します。誰に対して、どんな行為が、どうしていけなかったのか、そしてどう責任をとるのか。日本のように黙ってうつむいていては、反省していないと思われるかもしれません。

1998年、ビル・クリントン大統領が浮気問題で糾弾されていた時、彼はテレビの前に現れて国民に対して声明を発表しました。そこで自らの非を認めながらも、これは個人の問題であるという点を強調し、更には国民に対し、他の重要な問題に目を向ける時期だということを訴えました。この堂々たるスピーチをきっかけに、世論はクリントンに対して同情的になったとも言われます。

先月にも、シドニー五輪で5つの金メダルを獲得したマリオン・ジョーンズが、ステロイドの使用を認め、謝罪会見を行いました。涙をこらえながら、嘘をついて家族やファンを裏切ったこと、陸上界やアメリカの名誉を傷つけたことを謝り、陸上界からの引退を宣言した姿は見ていて痛々しい気持ちになります。


こうした文化による謝り方の違いを理解していないと、反省の気持ちを逆に失礼と受け取られてしまうので注意が必要です。
An Investor's Eyeさんが、同じくマリオン・ジョーンズの謝罪を取り上げていましたので紹介します。アメリカの謝罪文化とキリスト教のConfession(罪を告白し、神の赦しを求める)の関係を指摘しています。
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theme : 日本文化
genre : 学問・文化・芸術

tag : 亀田 謝罪 マリオン ジョーンズ クリントン 文化 大毅 ボクシング

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Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

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