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ネコの生態

ボクのアパートの部屋は2階にありますが、そのバルコニーの向かいに木が一本立っています。

今日、帰宅してふと窓の外に目をやると、1匹のネコが器用に爪を木の幹にひっかけて、2階の高さまで登ってきました。大したものだと感心し、枝に座っているかわいいネコの姿を写真におさめようと、カメラを向けました。

光に反射した大きな目をこちらにジロリと向け、「何だ、オイラに何か用か?」とばかりに警戒した表情を返されました。

cat.jpg


そんなネコの様子を観察していて、一つの疑問が湧いてきました。登る時は爪を食い込ませればよいけれど、降りる時はそうはいかないのではないか。その枝からなかなか動かないのは、もしかしたら降りられなくなってしまったからではないか。

少々不安になったボクは、バルコニーのイスに腰掛け、5分ほど様子を見ていましたが、ネコは全く動く様子を見せません。

その枝から地面までおよそ4メートル。人間でも十分に怖い高さです。ましてや体調50センチのネコにとっては、人間にとっての15メートルくらいに相当するはず。

「そうか、つい調子にのって登ってみたのはいいけれど、自分一人では降りられなくなったのか。オレも女の子の前で舞い上がって、バカなことをしてしまったことが幾度もあるよ」などと勝手に同情心を抱き、助けに行くことを決めました。

IMG_3959.jpg


夜中の2時過ぎに、アパートのオフィスが開いているはずもないので、はしごを借りることはできません。でも一晩中その枝で過ごさせるのはあまりに不憫。途中で眠りに落ちて転落する可能性もあります。木登りは得意じゃないけど、この際構ってはいられません。

映画「アルマゲドン」で、スペースシャトルに乗り込むブルース・ウィルスのように、意を決して救出に向かいました。

しかし、部屋を出ようとしたその時です。なんとネコはゆっくりと体を起こし、少し下にある細い枝をめがけて飛び降りたではありませんか。

危ないと思ったのはおそらくボクだけ。ネコは見事別の枝に飛び移り、更に下にある枝へと軽快なジャンプを披露しました。そこから地面までおよそ2メートルちょい。もう飛び移る枝はありません。

さすがにギブアップだろうと思いましたが、それでもネコは猛スピードで幹をつたって数歩走り下り、そこから地面へと大ジャンプしたのです。人間ならケガをしないで着地しただけでもびっくりの荒技ですが、ネコは何事もなかったかのように、のんきに歩き去っていきました。

驚きを通り越し、そのしなやかな体使いと、フランス映画「ヤマカシ」真っ青のパフォーマンスに、感動すら覚えてしまいました。

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(2004/05/28)
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人間の尺度で動物は見てはいけない。そんなことを学んだ10分間でした。
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theme : 猫写真
genre : ペット

comment

Secre

ネコも野生動物だったんだ、と思い出させてくれる出来事ですね。4メートルもの高さ、そしてこんな細い枝に乗っかってるなんて。
以前グランド・キャニオンでガイドの人が「日本人の団体旅行客に、岩山にいるヤギが下りられなくてかわいそうだから助けてやってくれ、といわれ参った。ヤギはそういうもんなんだって言ったんだけど」と言っていました。
野生動物の姿を自然の中で(動物園ではなく)見ることは日本では、めったにないですからね。

>エルル
東京に暮らしていると確かに野生動物のことを学ぶ機会は少ないですね。そういう意味では、ボクはこの田舎に暮らしていて学ぶことだらけです苦笑
プロフィール

TomoyaS

Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

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