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あれから2年

最近、時が経つのが早くなったと感じるようになりました。

休日、家でのんびりしながらふとカレンダーを見ると、いつの間にか2008年6月であることに気付きます。

カリフォルニアに来て半年。テネシーの大学院に入学して3年。デューク大学への短期留学から帰国して4年。4年といえば大学生活そのものです。

学部生時代、4年間というのはとてつもなく長い時間でした。大学生活が永遠に続くような気さえしていた。それに比べ、この4年間は驚くほどあっという間でした。

デュークでの経験をもとに、大学卒業後、とにかくアメリカにもう一度行きたいという漠然とした思いで大学院進学を決めました。他のみんなとは違った人生を歩いてみたい、そんな気持ちもありました。

DSCF0007_2.jpg
スポーツに関わりたい、アメリカで働きたいとの夢が膨らんだデューク大学での一年間。4年以上前に初めてキャメロン・スタジアムに足を踏み入れた時の写真。

そしてテネシー大に通い始めてからは、怒濤のように時が過ぎていき、気付いたらここにたどり着いていました。思い返すと、自分が今どうしてここにいるのか、自分でも不思議に思うことがあります。

ボクは将来に向けて具体的なプランを立てるということが苦手です。今という一瞬を充実させていけば、おのずと点が線につながるという発想でここまでやってきています。だから3年前にテネシーに着いた時のボクが、カリフォルニアでスポーツ記者をやっている自分など想像できたはずもありません。

ジャーナリズムの世界に触れるようになって、ようやく2年。当初は自分が本当にスポーツ記者になるとは思いもしませんでした。

デュークで目の当たりにしたアメリカのスポーツビジネスの華やかさに魅せられ、テネシー大学院ではスポーツ経営学を専攻。テネシー大学のスポーツマーケティング局で働き、日本の国立競技場の2倍の収容人数を誇るフットボールスタジアムと、さいたまスーパーアリーナ並のバスケットボールアリーナが一つのキャンパスに存在する、アメリカのスケールの大きさに度肝を抜かれたものです。


フットボール試合前の国歌斉唱

にも関わらず、興味は次第にビジネスよりも、授業でとったスポーツ社会学へと移っていきました。これだけスポーツが大きな注目を集めるアメリカ社会にとって、スポーツはどんな意味を持つのか。また、スポーツを通じてどんなアメリカや日本の姿が見えてくるのか。

そんなことを考えていた時期、マーケティングに使えるだろうと、ジャーナリズム科によるデザインの授業をとりました。しかしそのクラスは実際には新聞編集の授業だと判明し、もう少しのところで受講をキャンセルするところでした。

でも担当の先生におだてられ、ボク自身も記者という仕事にちょっとした憧れがあったので、とりあえず残ることにしました。文法や形式といった校正作業は正直苦痛なこともありましたが、実際に自分で新聞をデザインしたり、ニュースレターを作成したりという作業は楽しんでやれました。

その学期が終わり、将来どうするか悩んでいた時、自分に目をかけてくれた元AP通信ブラジル支局長の先生に、学内新聞で記事を書いてみることを勧められました。英語で論文を書くのにさえ苦痛を感じているのに、それを仕事にするなんてと不安もありましたが、迷いを吹っ切るきっかけになるかもと挑戦してみることに。

学内新聞に応募したのが夏だったので、特に取材する試合もなく、編集長は好きな記事を書いていいよとだけ言います。それまで新聞なんてほとんど読んだことがなく、ましてや取材の訓練など受けたことのないボクは途方に暮れました。

でも、インターネットや本で取材の基本だけを確認し、勇気を出して取材許可をとった地元のマイナーリーグの試合に出かけていきました。帰り際、球団のジェネラルマネージャーに年間取材パスをもらった時は、自分が記者になったという気がして、嬉しさが込み上げてきました。

DSC_0016.jpg
最初の取材で撮影した写真。初めてのことばかりで興奮の連続。

その時、記事の執筆にかかった時間がなんと10時間。朝が締切りだったので、徹夜で時間ギリギリまで書いていました。

それから2年。今ではそれと同じ長さの記事を1時間、もしくは30分で書き上げることもあります。あのマイナーリーグの球場で、ドキドキしながらインタビューをしていたのがついこの間のように感じますが、それから2年という月日が経っているのです。

これまでは無限にあると思っていた時間。でも、考えてみれば、2年というのは365日が2回だけ。365という数字は、とらえかたによってはすごく少ない。

365円じゃ文庫本も買えません。365ドルはボクの車の保険料。腕立て365回はちょっときついですが、サッカー選手にとってリフティング365回は大した回数じゃありません。

ちょっと分かりにくい例でしたが、要は、これから20年というのは一見長いように思えるけど、気付けばあっという間に過ぎてしまうのではないか、その不安を抱くようになったというだけのことです。

20年後の自分が何をしているか。全く想像がつきません。
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theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

tag : 記者 スポーツ デューク テネシー 時間 フットボール バスケットボール

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TomoyaS

Author:TomoyaS
アメリカ生まれ、日本育ち。日本で大学を卒業した後、アメリカの大学院でスポーツ学の修士課程を修了。現在はカリフォルニアの新聞社でスポーツライターとして活動中。

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