アメリカの水泳オリンピック選考会で信じられないようなことが起きました。
41歳のスイマー、ダラ・トーレスが女子100メートル自由形で優勝し、
アメリカ最多記録となる5度目のオリンピック出場を決めたのです。
トーレスは1984、1988、1992、2000年の五輪で、4つの金を含む、計9個のメダルを獲得しています。最初の引退を撤回して望んだシドニーでは五個のメダルを獲るという快挙を成し遂げました。その後再び水泳から遠ざかり、出産や喘息、膝と肩の手術を経て、2度目の復帰を果たしたのです。
2007年の全米選手権では50メートル自由形で、自身が20代の時に出したアメリカ記録を破って優勝。独立記念日に行われたオリンピック選考会では、アテネで5つのメダルを獲った25歳のナタリー・コーグリンを0.05秒で抑えての1位です。
30代以降で記録が伸びることはほとんどないと考えられている水泳において、2度のカムバックを果たしているトーレスにはアテネ五輪から
ドーピング疑惑がつきまとっています。
何とか自らの潔白を証明しようと、マイケル・フェルプスやタイソン・ゲイが参加するプロジェクト・ビリーブにも加わっていますが、今回のことで北京五輪では厳しい風当たりを受けることは避けられそうにありません。
薬物に関しては
「無罪が証明されるまでは有罪」と本人が語る、現在のアメリカスポーツ界。トーレスのこの素晴らしいカムバックドラマが、悲劇へと変わることがないのを祈るばかりです。
テーマ:水泳 - ジャンル:スポーツ
- 2008/07/05(土) 22:40:04|
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